福山精機ブログ
2021.12.15
使い方に戸惑ったポストマン🏣
今回は社内設備の記事なのですが、先日の大掃除で出てきた下記のものについて書こうと思います。
私には全く使い方がわからなかったため、同じような方向けにメモとしてこちらに書いておきます。
こちらは一見すると赤い色や細長い造形から東京タワーの可愛いキーホルダーのように見えますね。
上の方に丸いリングが付いていることからも何かにつけてキーホルダーとして装飾するものだとばかり思っていました。
まさかこのキーホルダーにこんな使い方があったなんて・・・・・・
この時の私は想像もしていませんでした。
ずばりこのキーホルダーのようなものは封筒の重さをはかるためのものだったのです!
詳細な使い方は頭の先から伸びているクレーンのようなところに封筒をくっつけます。
すると胴体の部分が重さで傾くのでその傾きを読み取ります。
これで完了です。
その封筒に80円切手を貼ればいいのかそれとも90円切手を貼らなくてはいけないのかを判断できるようです。
名前もポストマンとちゃんとした名前がついています。
私には驚きでした。
もしも私が封筒を送ろうと思ったら電子ばかりを使うか、郵便局に行ってはかってもらってから切手を貼ると思います。
しかし、これが一つあるだけで電子ばかりもいりませんし一回一回郵便局に行く必要もなくなります。
ここからは私の推測ですが、なんとなく昔は流行ったのではないでしょうか。
今の様にケータイがなかった時代、遠くの人と連絡を取る手段は文通だったと思います。
例えば月に一度お手紙を送りあうようなお友達などがいたら、ついつい筆が次の紙へ次の紙へとすらすらと伸びてしまいますよね。
そんなときにこの手紙を入れた封筒がいくらで送れるのかをすぐに判断できるというのはとても助かったことでしょう。
当然電子ばかりもなく今よりも郵便局の支店の数も少なかったことを考えると家で瞬時にはかることにより、書いたその日にポスト投函できるというのは当時ではかなりのアドバンテージを得られたのではないでしょうか。
私が文通をしていたのであれば当然持っていたと思います。
少し話が長くなってしまいましたが、一つの商品から様々なことを読み取ることが出来るので、やはり昔の品物は面白いものですね。