福山精機ブログ
2021.12.23
歴史を感じるカタログ
今回は社内設備の記事ということで、弊社においてあるカタログについて書こうと思います。
弊社ではほとんどの工具メーカーを取り扱いしておりますので、その分弊社においてあるカタログもとても多いです。
業務用の本棚二つが埋まるくらいの数なのですが、とても数が多いので思うこともあります。
まずは、カタログの形が全然違うという点です。
本棚に置いてあるカタログを見てみましたが、その一つ一つのカタログには金具がついており、新商品が出た際などに追加が出来るようなイメージです。穴をあけて紙を挟むファイルを想像して頂くとわかりやすいでしょう。
手に取ることでこれは恐らく人の手で作られたものなのだなあと感じることができます。
また、昔のカタログには裏表紙に名刺を入れる場所も用意してあり、このカタログの製品が欲しかったらこの人に電話すれば良いなどとすぐにわかるものとなっています。
今のカタログは基本的に機械を使用して作成しているので、今のカタログには金具も名刺もついていません。
その分安価且つ大量生産が可能になり、金具ゴミも出ない分地球にも優しいカタログになりました。
更に最近では大手メーカー様のカタログも電子カタログとなり、電子カタログが主流になってきたので、環境への悪影響が格段に下がったということもできます。
次に、現在まで続いているメーカーや今はないメーカーのカタログも置いてあることから、歴史を感じることができます。
なんとなく手に取ったカタログをパラパラとめくっていたらとても面白そうな商品を発見しました。
確か家での掃除などに使えてしかも丈夫で何年も使用可能!加えて金額も1,000円しなかったという驚くほどのコストパフォーマンスの高さに驚いて、ネットで購入しようとしたことが有りました。
しかし検索してみてもなかなかヒットせず。
問い合わせてみようと思い、メーカー名を検索したところ・・・・・・
10年位前に倒産されていました。
私は気になった商品が購入できないと知り、少し悲しい気持ちになりました。
今ではどこかのメーカーさんが似たようなものを作って下さるのを首を長くして待っています。
もしも良い商品が出来た際はカタログを頂いてそこから購入しようと思いますので、是非カタログを送ってくださいね。